あなたが住んでいる街に、どのくらいバスケできる場所があるか知っていますか?
「バスケできる場所、無いなぁ」と感じたことはありませんか?
この記事では、公園コート、ストリートコートではなく、体育館でもない、
バスケットボールレンタルコートの利用方法、活用方法とその魅力についてお伝えしていきたいと思います。
バスケットボールレンタルコートってなに?
その名の通り、バスケコートを時間貸ししてくれる施設のことです。
施設のタイプは様々で、多くは物流倉庫のテナントを居抜きしてバスケコートにしています。
土地を買い上げたり、借り上げたりして、テントドームやプレハブを新たに建てる綺麗なコートも増えています。
利用方法
1)予約について
事前にWEBサイトや電話で予約を入れてから利用するパターンと、予約無しで利用するパターンと2つあります。
定期予約を募集しているコートもあるので、毎週決まった時間に一定人数のプレイヤーが必ず集まる場合は、固定予約を獲得することもできるかもしれません。
予約する場合は、コート数や人数にハードルがあるケースが多い(例えば、ハーフコートなら6名以上で予約してくださいね、当日利用者が5名だとしても、6名料金はかかりますよ、みたいなこと)ので、当日の利用人数がある程度確定していれば予約をした方が良いでしょう。
予約しなければ最低人数のハードルなどはありませんが、予約無しで利用する場合はできる限り直近のコート状況を施設へ確認してから向かいましょう。
施設に到着してから、「しばらく満員で利用できません」という状況を避けるためにも、SNSなどフォローして最新情報をつかんでおく必要があります。
これらは施設によってルールが違うので確認が必要です。
2)料金について
利用料は施設によって異なりますが、相場は30分300円/1人 くらいです。
1人で利用したとして、1時間600円で自主練できたらめちゃくちゃリーズナブルですよね。公園コート(利用時間によっては誰もいないかもですが)や体育館じゃ絶対できないことです。
会員、非会員で料金が変わります。継続して利用する場合は、速攻で会員になっておいた方が良いです。(会員にならずに会計すると2回目で後悔します)
会員に登録するのに、年会費的な形で料金が別途発生しますが、大体は2〜3回くらいの利用で元がとれるように設定されています。
年会費の更新などがありますが施設によって設定が違うので、あなたがどのくらい利用すればペイできるのか、利用頻度と相談しながら入会を決めましょう。
レンタルコートの魅力
それでは、公園コートでも、体育館でもない、バスケットボールレンタルコートだからこその魅力をお伝えしていきます。
1)今すぐにバスケしたい時に利用できる
公園コートもこれに該当しますが、レンタルコートは「あ、ちょっとコンビニ行こう」くらいの感覚で「あ、ちょっとバスケしに行こう」が実現できます。
2)1人でも利用できる
施設によってルールが違うので要確認ですが、当日コートに空きがあれば、1人でコートを貸切ることができます。施設によっては1人料金で貸切りできるので、シューティングなどの自主練で使うことが可能です。公園コートも1人でも利用できますが、誰か他の利用者がきたらコートをシェアする必要があります。
3)手ぶらでも利用できる
ボール、バッシュ、ウェアなどバスケに必要なギアはレンタルしていることが多いです。また、タイマーやシューティングマシンなどの器具の貸し出しをしている施設もあります。
もちろん、レンタルなので料金はかかりますが、忘れてしまった時や、仕事終わりに行く時などに便利です。
4)予約がカンタン
事前にWEBサイトや電話で予約が可能です。コートの利用状況にもよりますが、当日でも予約することが可能です。飲食店みたいな感覚でカンタンにできます。
バスケットボールレンタルコートは、バスケ専用施設であるため、体育館のように他の競技とのバッティングが少ないのも魅力です。
なかなか予約できない地域の体育館と違うので、嬉しいですね。
5)管理されている
公園コート、ストリートコートに行ってはみたものの、ゴリゴリの外国人がコートを占領していたり、自分のプレイスタイルや体格などがまったく合わない人が先に陣取っていて、入りづらいなと思った経験はありませんか?
レンタルコートなら、スタッフが利用時間を管理してくれています。安心して自分のバスケットボールを楽しむことができます。
6)24時間利用できるコートもある
なんと、24時間365日利用できる無人コートもあります。無人コートでも時間は管理されているため、誰にも邪魔されずにバスケできます。地域の体育館が開いている9時〜21時の間は仕事をしているなど、深夜や早朝にバスケしたい人にとっては最高ですね。
7)バスケ仲間が増える
5人でコートを利用している時に、別のコートで5人の利用者がいたりすると「試合しましょう」みたいな流れになることがあります。
また、レンタルコートのスタッフが試合をコーディネートしてくれるケースもあって、バスケ仲間が増えて、バスケで人と人がつながっていきます。
8)様々なイベントを開催している
レンタルコートは、バスケ大会やサークル、スクールなどのイベントを開催しているので、ただバスケをしたいから利用するだけではない面白さがあります。
最近では、バスケ合コンを企画する奇抜なコートもあります。バスケコートで出会って、結婚につながるケースもあると考えると、バスケレンタルコートは少子化対策にもつながっているとも言えるでしょう。
小中学生などがレンタルコートが主催するバスケ教室の会員になる場合は、コートを無料で使える特典がつくケースもあるので超オトク、保護者様必見です。
他にも様々なコンテンツが企画されているのでヒコイチばりに要チェックです。
9)貸切できる
団体でコートを貸切できる施設もあります。バスケ以外のことに使っても良い場合もあるので、施設に確認してみてください。会社の運動会を企画したり、ダンスイベントの会場として利用したり、中にはプロポーズのために利用するなんてのも、ありです。バスケコートでプロポーズなんて、ロマンチックですね?少子化対策に一役買っていると言っても過言ではないです。
レンタルコートのデメリット
これまで魅力だけ発信してきましたが、体育館や公園コートの方が良い面もあるので、デメリットとしてあげておきます。
1)料金が高い
これだけの魅力があるので、多少料金がかかるのは仕方ないでしょう。また、ほとんどのレンタルコートは中小企業が運営しています。会社を存続させるにはお金は必要です。利益を出してもらい、コートを存続させてもらうためにも、利用者は料金に文句を言わずに、有り難く支払いましょう。
2)床材に差がある
レンタルコートによって、床材に差があります。体育館は床材の下にバネが入っていて、転んだりしてもあまり痛く無いのですが、アウトドア用のスポーツコートや、フロアマットのような床材を使っていたり、中にはコンクリート丸出しの施設もあります。
体育館の床材に慣れていると、ひざにきますので、要注意です。数年後の未来ではこのあたりも改善されていくことを願います。
3)エアコンが設置されていないコートが多い
ストリートコートは元々外ですし、体育館でも設備が整ってないこともあるのですが、レンタルコートも物流倉庫の居抜きであればプレーエリアは空調が効かない場合がほとんどです。夏は灼熱地獄、冬は白い息が見えるほど寒いので、それなりの覚悟が必要です。熱中症に気をつけてください。ケアをした上で、楽しさが上回れば問題なしです。
まとめ
バスケットボールレンタルコートの魅力をお伝えしました。デメリットもあげましたが、圧倒的に魅力の方が上回ります。それぞれ、用途に合わせて上手に活用してもらえたらと思います。